朝日新聞の勘違い野郎
大学が増えて、大学生の質が低下したのは明らかな事実なのに、その大前提を間違えてるとこんなヘンテコな意見になってしまうという好例です。まちがった意見の代表例として受け止めたいですね。
日記でいずれ取り上げて論破しますので。
しかし、朝日新聞もこの程度のヤツに社説書かせるなんて、人材がいないのでしょうかね。
〈社説余滴〉「大学減らせ」に異議あり
各務滋(かがみ・しげる)
■各務滋(教育社説担当)二転三転した3大学の新設認可問題。田中真紀子文部科学相が「不認可」を撤回し、ひとまず落着した。
制度に照らして不備がないのに3校にダメ出しをしたのは論外だ。では、「大学の乱立に歯止めをかけ、教育の質を上げたい」という問題提起そのものはどうか。
うなずける点と、そうでない点がある。
この20年で大学数が1.5倍に急増し、私立大の半分近くが定員割れしている。経営が苦しい大学は教育の質も低くなる。
文科省は1990年代から規制緩和を進め、03年度には新設の抑制方針を撤廃した。事前審査から事後チェックへの転換が過当競争を招いた。だから審査を厳しくする。
大臣のこの考え方はわかる。中教審も08年に「改めて大学として最低限備えるべき要件を明確化する」と打ち出した。実際に申請の取り下げや保留が増えている。
気になるのは、大臣が国会の委員会や記者会見でこうも言っていることだ。
「財務省から大学数を減らしてほしいと来ている」「いいものを育て、そうでないところは退場というか、被害を縮小していく」
今ある大学も淘汰(とうた)し、教育と学生の質を上げるという考え方なら賛同できない。4月の政府の国家戦略会議でも同じような議論があった。
大学のパイを小さくすれば入るのが難しくなり、大学生の学力は上がるかもしれない。でも、あぶれた若者はどうなるだろう。大学生の質が上がっても、若者全体の力が落ちては意味がない。
難易度の高くない大学には作文の書き方など、高校までの「学び直し」の授業をしている学校も少なくない。大学が高校までの尻ぬぐいをし、社会に出て働けるように育て上げている面がある。
高卒のニート率は大卒の倍という調査もある。
大学を減らすだけでは、食べていけない人が増える。結局、社会に出られる力を育む場が必要になる。ならば今ある大学の質を上げることを考えた方が合理的だと思う。それには高校までの教育や大学入試の見直しも必要だろう。
全国大学生協連の調査では、この20年ほどの間に学生は授業によく出席し、遊びより勉強を大切にするようになった。就職難を反映して学生の気質も変わっている。「質が下がった」と頭から決めつけず、冷静に議論したい。
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