江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

中高一貫校の長所と短所

exajoe2011-02-13

 中学受験させて中高一貫校に入れることのメリットはなんだろうか。実は大阪府橋下知事の教育政策のせいで公立の上位校の人気が復活して、私学の上位校はそこにかなり生徒を奪われそうなのである。そうなるともっと下のレベルの生徒を集めないといけなくなるわけで、入学する生徒のレベルが下がる中で進学実績を維持するのは大変なのである。
 中学入学から高校卒業までの6年間のうちに、成績上位者と下位者の差はどんどん開いていく。だから一度落ち込んでしまった者が浮上するのはとても大変なことである。
 6年間のど真ん中にあるべき高校入試がないというのはどういうことなのか。つまり、そこで自分の学力のなさを認識する機会がないままに高校生になってしまうということなのだ。するとどうなるか。とんでもない低レベルの学力の生徒が発生してしまうのである。だから高校入試はやはり必要なのである。大学入試という目標に向かって着実に学力を付けることができる一握りの生徒以外は、ただ定期試験を瞬間の短期記憶で乗り切り、提出物は丸写しで済ませ、膨大な時間はゲーム三昧の怠惰な日々を過ごすヘタレが、中高一貫校には必ず発生してしまうのである。
 ところが公立中学のように高校入試があれば、そこで偏差値で振り分けられるのだ。自分が偏差値70の人間なのか、60の人間なのか、50の人間なのか、40の人間なのか、現実問題として突きつけられるのである。
 しかし、中高一貫校ではそんな自覚はない。外部募集の高校入試の偏差値が60あれば、中学から入ってきておそらく偏差値38くらいしかなさそうな連中でも「オレは偏差値60の学校に通ってるんだぜ」と勘違いするのである。
 つまり中高一貫校の落ちこぼれは自分に学力がないということの自覚がないのだ。やればできると思い、自分はただやっていないだけで、いつかやるつもりだからと逃げているのだ。卒業したらやると称して予備校でもやらない。その結果二浪三浪してしまう。運良く入れたとしてもそこはまわりもみんな馬鹿ばかりのFランク大学なのである。

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