江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

センター試験が近づいて思うこと

exajoe2011-01-12

 もうすぐセンター試験である。
 毎年この時期になると同じことを思うのだが、センター試験というのはかなり易しい。それは平均点が6割くらいになるように作られているからであり、受験生の中にはかなりの「全く何の勉強もしていない参加者」が存在し、彼らが驚くほど無知であるということだ。偏差値40以下の受験生の正答率が20%に近いという資料を見ると、5択の問題を鉛筆転がしで答えてるのと大差ない。そんな受験生も含めて「平均点が6割」にしないといけないのだから、かなり易しい問題にしないといけないのである。
 そんなセンター試験なんだが、必ず「センターで失敗した」という言い訳をする受験生もいるわけで、「センターで失敗する=基本がわかってない」ということであり、それはそこまでの自分の受験勉強すべてを否定する発言なのだ。それは失敗なんかじゃない、少なくともそれはその時点での自分の実力であり、その点数が低い者はその程度の実力しかないということなのだ。残酷な話だが、受験とはそういうものである。
 私が受験生だったのは遠い昔のことである。あの頃も今も、受験生のやってることはあまり変わってはいないのかも知れない。

 数年前にFP(ファイナンシャルプランニング技能士)の試験を受けてみた。3級→2級と合格したのだが、私がやった勉強というのは、過去5年間の問題を解けるようになるというただそれだけだった。正味1週間もやってない。ただ、過去問をすべて正解できるようにしたら、それだけですんなり合格ラインに達した。そういうわけで私は分厚い参考書の中味をちゃんと理解したわけでもなく、ただ「試験で合格点をとれた」だけのナンチャッテFPなのである。だから開業するのは無理なのである。
 その「過去問をそのまま解けるようになる」のが難しいのだという。
 たとえばセンター試験で、「数学の過去の問題を間違わずにきっちり、いつでも解けるようになるというのを過去10年間分くらいやれば、それでカバーできるのじゃないですか?」と数学の教師に言うと、「それができないんですよ。一年分ですらなかなか覚えてくれない」と答えた。つまり、ある一年分の問題を完全に正解できるようなところまで到達できないような受験生が多いのだという。どうしてそんなことさえもできないのだろうか。
 
 ある一定のボリュームの知識をちゃんと保持することは、誰にでもできることではなくて、それはできる人とできない人があるのだろう。できない人というのは最初からこのセンター試験に向いていないのである。その場合はもっと早く路線変更するべきだ。それなのに小学生の頃から塾通いさせて、多くのストレスを抱えさせることはどうかと思うのだ。

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