江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

夏の終わり

exajoe2010-08-08

 今年も暑い夏が終わった。

 今、夏の高校野球が甲子園で行われている。優勝できる一校以外はすべてが負けて甲子園を去ることになる。どの学校も負けた瞬間に夏が終わる。
 野球ではないが、私も同じように別の甲子園を戦っていた。この暑い夏に。選手たちを引き連れて。
 そして、健闘空しく負けて、戦いのステージを去ることになった。トーナメント戦で最後まで負けずに残れるのは一校だけなのだ。それ以外のすべてのチームは必ず負けてそこから退場することになる。その負けが決まった瞬間に思ったのは「ああ、これで夏が終わった」ということだった。自分にとっての夏の終わりはいつもこの瞬間なのだ。終わったら今度は二学期の仕事のことを考えることになる。そして、来年のことを考える。来年もここにやってこれるだろうかと。部員たちと一緒にこのステージに立てるかどうかということを。来年の夏まで、ここからまた一年という時間が流れるのだ。

 試合が終わってから、大会に駆けつけてくれたOBたちと居酒屋でささやかな宴をした。そこに集まったメンバーはみんな、かつて私と一緒にこの暑い夏を一緒に戦ってくれた戦士たちである。卒業して時間が経っても、あの時間を共有したという記憶はみんなをしっかりと結びつけている。
 これまでにいろんな部活動を指導してきた。ただ、自分が選手として経験があるわけではない。自分が高校生の頃には存在しなかった部活動だからだ。もしもこういう部活動があったらきっと入っていただろうなと思うのである。できることなら自分はもう一度高校生に戻って、この大会で頂点を目指したい。それが叶わないから生徒たちにその夢を託すのかも知れない。いつの日か、全国の頂点に立てることを夢見て。
 部活動の指導は、後継者を育てないといつまでも自分が関わることになるのだが、自分が現役教師でいる限りいつまでもこうして関われたらいいなあとも思ってしまうのである。だって面白いのだから。自分が楽しくないとこんな面倒なこと、そもそもやってられないじゃないか。

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