いすずビークロスを目撃した
街角でいすずビークロスを目撃した、色は深緑である。私はこういうマニアックなクルマが好きである。いすゞは確か2000年頃に乗用車生産から撤退したはずだが、確かビークロスは記念すべき最後のモデルだったような気がする。木村和久先生はその著書「平成の歩き方」の中でこのビークロスを絶賛しておられた。私もこの月面探査車のようなインパクトのある外見は気に入っている。RV車には全く興味はなかったのだが、ビークロスなら所有してもいいと思っていたのである。
私の最初に所有したマイカーが、いすゞジェミニということもあって、私はいすゞというメーカーが好きである。ウィキペディアを見ていると、なんと「街の遊撃手」のCMコピーで人気を呼んだFFジェミニはカローラよりもたくさん売れた月もあったというから驚きである。ちなみに私が大学生の頃に買ったのは初代のジェミニである。かつてのいすゞ自動車はこんなすてきなCMを流していたのだ。
117クーペ、フローリアン、ベレットGTなどの個性的なクルマを作ったいすゞが乗用車生産から完全に撤退したことは残念でならない。いつか業績が向上して余裕ができれば、もう一度個性的な乗用車、できればピアッツアやPAネロみたいな小さなクーペを出して欲しいのである。そのときは必ず買いたいのである。
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