電球が２個で５０円！

　北花田の上新アウトレットの店に立ち寄った。なんと電球が２個で５０円である。（つまり一個２５円！）こんなに安いとついついまとめて買ってしまうのである。それにしてもなんという安さだろうか。１００円ショップでもこの倍はしているわけで、これを仕入れれば倍の値段で売れてしまうじゃないか。どう考えても出血価格だよなと主いつつ、たくさん買ってしまったよ。
　この北花田のアウトレット、テレビも安いし、冷蔵庫や洗濯機も安いしエアコンも安い。とにかくあらゆるものが激安なのである。ただ、パソコンに関してはイマイチかなと思うけど、ときどき激安品が登場するので定期的に通ってると遭遇するチャンスがある。幸い私の通勤経路上にあるので寄り道するのは簡単なことである。
　今日の目玉商品はこれだろうか。ＥＰＳＯＮの複合機、ＰＸ−Ａ７４０が９９００円だった。

　アマゾンの価格を確かめると１１３００円している。

EPSON PX-A740 マルチフォトカラリオ インクジェット複合機

　それに比べると２０％ほど安いのである。楽天市場ではアマゾンよりもさらに高く、１４０００〜１８０００円くらいで販売されていた。
　このアウトレット店ではすぐ横にＰＸ−Ａ６４０という下位機種が１０５００円で売られていて笑った。値引きされていている上位機種の方が、通常価格の下位機種よりも安いのである。だったら迷わず上位機種の方を買えばいいわけである。この両者の違いだが、上位機種の方は液晶モニターがプリンタに搭載されているのである。インクは共通となっていた。
　しかし複合機にはライバルが多い。ブラザーからはＦＡＸや電話と一緒になった複合機も出ている。インクコストはややかかるそうだが、ＦＡＸと一緒なら場所をとらなくていいと思うのである。それに、ＦＡＸに搭載してるあのロール紙もばかにならない。だったら通常のインクで共用できる方がいいわけである。
　その複合機を見ていたときに、なんとめちゃんこ安い複合機を発見した。あの悪名高きレックスマークである。あまりに安いために、ジャパネット高田の通販にはよく採用されているあのパッチものである。Ｘ２３５０という型番である。
　
　オレは値段を見て笑ってしまった。あほか！と言いたくなるような価格設定である。なんと複合機本体が４５００円！なのである。国産の半値以下だ。とてつもなく安いのである。しかしその横に並べてあった交換用インクを見て笑ったのである。なんとインクの値段が黒２１９０円、カラー２３１０円、併せて４５００円ということでプリンタ本体と同じ価格なのである。しかし、まだまだ良心的かも知れない。レックスマークのプリンタは、店によってはこのインクの値段がプリンタ本体よりも高いのだ。交換用のインクを買わなくても、新しいプリンタを買って、インクだけ使用して本体を捨てる方が安い場合もあるというひどいぼったくり価格で販売されてるのがレックスマークのインクなのである。いや、インクとしては妥当な価格かも知れない。この場合プリンタには何の価値もなく、ただ高価なインクを浪費させるための装置に過ぎないのである。アマゾンで検索してみたが、このレックスマークＸ２３５０というプリンタは２００５年７月発売という骨董品だった。もちろん品切れになってる。その昔の売れ残り在庫品が、こうして処分価格というか、インクカートリッジと同じ値段で売られているということだ。もはやインクカートリッジ代くらいの価値しかないということなのだろうか。　
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