崖の上のおうち - 江草乗の「大人の物欲写真日記」

exajoe2008-08-18

　崖の上・・・となるとポニョなんだが、たまたまそれにひっかけてタイトルをつけてみただけである。ちなみに崖の上のポニョはなかなか評判がいいらしい。息子たちも観たいと言っている。
　崖の上に家がある。写真は息子が携帯で撮影したのでちょっとわかりにくいが、２０年くらい前にはじめてここをクルマで走った時にもこの崖の上の家はあった。妻の実家に帰るときにいつも見かけるおなじみの風景である。この崖の上の家、細い鉄骨で支えられて空中に張り出してるので、私は心の中で「空中ハウス」と呼んでるのだが、耐震性とか問題ないのかなと思う。一度「探偵ナイトスクープ」で取材してもらいたいと思っているのである。どんな方がお住まいなのか、そしてどういう理由でこんな空中ハウスを建てたのか、住んでいて怖くないのかなどということを知りたいのである。
　その崖の上の家が妻の実家ではなく、妻の実家はきわめて平凡な普通の一戸建ての家なのだが。

　妻の姉夫婦も来ていて、クルマ二台に分乗してみんなでお食事に出かけたのである。「○の湯」という温泉施設に付属したレストランで、さぬきやという業者が入っている。メニューが豊富で定食類が安い。なぜか妻の両親と姉夫婦の家族はカレーうどんを食べてるのである。私は平凡に天ざる（８２０円だったかな？）を注文した。妻はぶっかけうどん、長男は朝食がおそくてあまりお腹が空いていないということでなぜかフルーツパフェ、次男はエビカレーである。エビカレーを少し横から失敬したが、全然辛くないので大人を満足させることはできなさそうである。ただ、カレーうどんのカレーの辛さは大辛とか中辛とかが選べるらしい。それはかなり辛いみたいなのだが、私は胃のダメージを恐れて味見することはなかったのである。

　このような家族連れが利用するレストランのメニューというのは、あらゆる階層を満足させなければならないのでなかなか大変である。ただ、私がここのレストランに好感を持つのはその値段の安さである。定食類はたいてい８００円程度で用意されている。単品なら６００円くらいなのである。こういう場所にありがちな「ぼったくり」ではなくて、私が「けっこう安い！」と思うような価格なのである。そういうわけで、妻の実家に立ち寄った時にみんなで出かける店になったのだが。和食から洋食、中華、寿司まで幅広く用意されていて、年配の方を狙ったのか豆腐料理なんかのセットもあるし、なぜかまぐろのカルパッチョなんてメニューもあるわけでお店の努力はなかなかのものである。

　それにしても子どもはどうしてパフェが好きなのだろうか。もっとも大人もパフェは好きなんだが。私はこんな大きなパフェを一人で食べると飽きてしまうので、息子のパフェからちょっと失敬して食う程度なのである。私が食べるのはどっちかというとかき氷である。（実はみんなが食べ終わってから、総勢１０人の内の一部のメンバーはかき氷をデザートに食べていたのである。）ちなみに大阪で巨大パフェといえばコロムビアの富士山パフェである。梅田の第四ビルの地下にあったこの店の前を通るたびにいつも「うっひょ〜」と思っていたのだが、いつのまにかお店が消滅してしまった。大阪の貴重な名物を失ってしまったということで悲しかったのである。もしみコロムビアのびっくりパフェ、お化けパフェを完食なさった方がいれば教えてください。
　そんなふうに食いまくるといつかこういうものの世話になることになるのだろうか。