秋葉原通り魔事件
犯人は６月８日、あの宅間守の事件と同じ日をわざわざ選んでこの事件を起こした。このような劇場型無差別殺人をどうやって防げばいいのか。なぜ現場の警察官は射殺してくれなかったのか。それも手足を順に打ち抜いて、苦しませてから射殺しなかったのか。
この犯人はもちろん死刑になるだろう。しかし、死刑になることを承知の上でこの男は事件を起こしたはずである。人権派の弁護士は「死刑があるからこんな悲惨な事件が起こる。犯人は死刑を望むからこんなことをするんだ」という主張を行うだろう。だから死刑を廃止しろと論理は飛躍する。私がもっとも恐れるのは、６月８日がこれからも毎年巡ってくることである。
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