初代ＶＡＩＯ５０５

　私の手元にＳＯＮＹのなつかしのノートパソコンである初代ＶＡＩＯ５０５（ＰＣＧ５０５）がある。ＣＰＵはなんとＭＭＸペンティアム１３３である。ＯＳはＷＩＮＤＯＷＳ／９５だ。メモリは確か増設して６４ＭＢにしてあるはずだ。ＨＤＤも元はたったの１ＧＢしかなかったので換装して６．４ＧＢにしてある。それでももう長いこと、このパソコンは眠っていたのである。
　しかし、液晶の左右にくっつく耳のようなスピーカーがあることを思い出して、ためしにそれで音楽を再生してみるとなかなか音がいいのだ。これでYOUTUBEから保存したＦＬＶファイルを再生できるじゃないかと思ったのである。しかし、ＵＳＢも使えないＷＩＮ９５マシンにどうやって大容量のデータを・・・ＣＤも壊れてるし・・・と思ったが、考えたら我が家にはＰＣカードスロットに刺すＳＣＣＩカードがまだあったのである。えっ？それって何と訊く人がほとんどだろう。かつてＳＣＣＩという規格が存在し（もちろん今もあるのだが）、その対応のＣＤ−ＲＯＭやＨＤＤが存在した。今はほとんどお目に掛かることはない。
　我が家にはそのＨＤＤもＣＤ−ＲＯＭも、なんとＭＯドライブまでもがあった。とりあえずYOUTUBEのデータをＣＤに焼いて、それからＳＣＳＩカード経由でつないだＣＤ−ＲＯＭから読み取らせることにしよう。それもなかなか面倒な作業である。今はＵＳＢの便利さに馴れてしまってるだけに昔はこういうめんどくささをちっとも厭わなかったことがなつかしいのである。
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