母に感謝

　帰宅して、仕事部屋のある離れに行ったら階段のところがきれいになっている。母がペンキを塗り直してくれたらしい。忙しい自分に代わってやってくれたのである。なんだかうれしくなった。私の仕事部屋は一旦玄関を出て、隣にある建物の階段を上ったところにある。その階段がかなり錆びていたのできれいにしてくれたのだ。
　その離れの建物の屋上部分には土が入れられていて家庭菜園になっている。これも母が管理していてアスパラやネギが植わってる。最近ご近所に越してきた年配の方が小さなプランターでしっかりとした大きさの茄子やトマト作ってるのを見てびっくりしたが、我が家では残念ながらそこまでの収穫はない。
　母は時間のあるときはせっせと漢字のパズルなんかを解いたりしている。
ボケ防止になるからだろうか。ただ、時々わからないのがあると、その答えを私に聞くのである。その母に次男は時々勉強を見てもらうわけだが、小学５年ともなるとだんだん手強い問題になるみたいで、小数を分数に直して分数と足す問題はもうお手上げだったみたいである。漢字パズルだけではなくて、算数の復習もやってくれれば息子のお勉強の面倒を見てもらえるのだが・・・というのは日頃息子の勉強をちっともみてやらない私の卑怯な言い訳かも知れない。

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