タイヤキ

　近所のダイエーに出かけると言ったら妻から「タイヤキを買ってきて」と言われた。ダイエーの一階にときどきタイヤキの店頭販売が出ているからだという。月に一度くらいしか見ないというのだが、なぜか今日、そのタイヤキはあった。私は財布の中に小銭が少なかったので、東京スター銀行のＡＴＭでさっそくＵＦＪのゼニを引き出してＵＦＪに手数料分１０５円の損害を与えた後、タイヤキを「つぶあん２　カスタード４」購入した。そういうときのお約束なんだが、タイヤキの向きを変えて、４匹と２匹の向きを逆にすることで食べるときにどっちがつぶあんでどっちがカスタードかをわかるようにするらしい。私はそんな工夫をはじめて知ったのである。帰宅したら妻はタイヤキを見てさっと自分の希望したカスタードを手に取った。「なんでわかるんや？」と聞いたら、「４匹と２匹の向きが変えてあるやん、そんなん常識や！」と答えた。そういう常識を今日初めて知った私はちょっと恥ずかしかった。ちなみに私もカスタードの方が好きだ。つぶあんは父と母の分である。私と妻、そして息子たちはカスタード派である。
　この日記を書いた後日、大判焼きを買う場面の葛藤を描いた文章を読んで嬉しくなってトラックバックを送った。面白いのでぜひ読んでみてください。
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