伝統のDQN祭
福岡市では不良中学生が集まるDQN祭という伝統があるんですよ。
彼らにとっては大事なセレモニー
大人はそれを理解しましょう。
しっかりと報道陣も入って、DQNたちを顔をUPにして撮ってやれば、彼らの自己顕示欲も
満たされていいかと思います。
世の中にはこういう若者たちもいるんだということを
世間に広めるべきです。
「やめんか、こら」特攻服の中学生ら200人集結 「卒業集会」いたちごっこ 福岡市
西日本新聞 3/16(木) 10:23配信
福岡都市圏の中学校で卒業式があった10日。昨年に続き、今年も派手な刺しゅう入りの特攻服姿の卒業生たちが夕刻のJR博多駅前に集結を始めた。これに対し、警戒を強めた警察官らも補導などを行い、約2時間後には事態は“沈静化”。反省した若者たちはどこかでおとなしく卒業を祝っているのかと思いきや−。JR九州によると、福岡市や近郊の中学卒業式の日に特攻服姿の卒業生らが博多駅前広場で騒ぐようになったのは、2012年ごろから。15年には、男性駅員への暴行容疑で少女=当時(15)=が逮捕される事態にまで発展した。
この日、同駅前広場はコーンが並べられ、一部立ち入り禁止に。警察官85人に加え、同社社員、教職員らが警戒。近くのマクドナルドは午後7〜10時まで客席の一部を閉鎖して騒ぎに備えるなど、周辺は緊迫感に包まれた。
午後5時、徐々に金髪に特攻服姿の若者が現れ始め、警察官が10人を補導。午後7時ごろには騒ぎは収まり、昨年も居合わせた男性は「今年は警察の勝ちかなと思った」。ところが…。
■パトカーに群がる
なんと舞台は天神のど真ん中に移っていた。午後9時、週末でにぎわう警固公園。目撃者によると、特攻服姿の中学生やOBとみられる若者約100人が集結し、警察官数人では手が付けられない状況に。
同じ頃、「みんな天神集合で 警固公園※拡散希望」とのツイッター情報も若者の間に広まり、1時間後には私服姿を含め200人以上があふれかえった。県警少年課の中村宗雄次席は「博多駅の警備は厳重と察知して、若者が警固公園に流れたのではないか。いたちごっこだ」と話す。
公園内でたばこを吸うのは明らかに未成年。警察官が約60人配置されたが、たばこを取り上げると「やめんか、こら」と若者10人が取り囲んできたり、補導しようとすると「なんで連れて行くとかー」とパトカーに群がったりするなど反抗はエスカレート。
■「受け継いだ伝統」
ついに安全確保のため公園を封鎖する事態に。午後10時40分、中央区役所職員が公園の2カ所の出入り口にロープを張り、警察官がいったん若者を公園外に追い出した。3人が補導されたが、逮捕者はゼロ。18歳未満に対して深夜徘徊(はいかい)での補導が可能となる午後11時を過ぎると、特攻服姿の若者は徐々に姿を消した。
1年前、特攻服を着て博多駅に向かったという高1男子(16)は「ハロウィーンで大人は街中で大騒ぎするくせになぜ子どもはだめなのか。卒業式後がおれらの本当の卒業式。先輩から受け継ぐ伝統なんすよ」。
とはいえ一般の通行が妨げられ、公園に大量の吸い殻が残されたのは事実。中村次席は「卒業式は大人になる過程の大きな節目。人に迷惑をかけずに祝ってもらうためしっかり対策に取り組みたい」と語った。
=2017/03/16付 西日本新聞朝刊=