江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

父と暮らせば44(灯油を買う)

exajoe2010-11-14


 「父と暮らせば」シリーズをまとめて読む!

 写真は2年前のもの。今年はもっと安い→

 自分の外出に父を連れて行く。家にいてテレビを見てるよりもきっとその方が気が紛れるだろうと思うからだ。先日オイル交換と、ヘッドライト交換のためにオートバックスに行ったときも父を連れて行った。父ははじめてやってきたオートバックスの店内をいろいろ見ながら歩き回っている。
 奥にテーブルと椅子と飲み物の自動販売機があるので、そこに父を座らせた。「何か飲むか?」と聞くと遠慮していらないという。これはいつもそうなのだが、「自分だけ飲む」のがいやなようである。そういえば以前に、店頭で「冷やしあめ」をコップに入れて一杯100円で売ってる店の前を通りかかったときも「飲むか?」と私が訊いたらいらないと言うので、きっと父は欲しいだろうと思って私は「自分も飲むから」と言って二杯買ったことを思い出した。そのときに店のおばちゃんが「やさしい息子さんやねえ」と声をかけてくれたのがちょっと気恥ずかしかった。父はおいしそうに冷やしあめを飲んだけど、何年ぶりだったのだろうか。

 「冷やしあめ」は近鉄阿部野橋駅の構内の売店にあった、ジュースを冷やす機械で販売されていた。家族で出かけた時にいつも帰りにねだったことを思い出す。大学生の頃、家庭教師のバイトで週に二回大阪に帰ってきていた時にもよく阿部野橋で「冷やしあめ」を飲んだなあと思った。
 オートバックスの自販機は、紙コップの飲料を販売するもので90円だから安い。それで私はカフェオレを二杯買って、一つを父の前に一つを自分の前に置いた。オイル交換の待ち時間は40分と言われたのでのんびりと呼ばれるのを待っていたのである。時間が来れば携帯に掛かってくる。
 そうやって、自分のなんでもない買い物に父を連れて行くのである。
 クルマで灯油を買いに行くときに父が私に「一人で行けるか」と声を掛けるのは、実は「一緒に連れて行って欲しい」というサインなのだとわかっている。灯油を入れたポリタンを82歳の老人に持たせられないから何の役にも立たないのだが、それでも父は助手席にちょこんと座って待ってるのだ。そういう姿はまるで小さな子どもがお父さんのおつかいについていくのと似ている。耳が遠くなった父と大声で会話をするのは車中がいい。家の中で大声で話してると他の家族に迷惑かも知れない。そういうわけでクルマの中では大きな声で父と話せる。
 それは父にとってではなく、むしろ私にとっての至福の時間なんだろう。日々の仕事でストレスを抱えた自分にとって唯一安らげる時間なんだから。父よ、いつまでこうして元気でいてくれるのだろうか・・・
         
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