熱中症の犬 - 江草乗の「大人の物欲写真日記」

exajoe2009-08-30

　朝一番に投票をすませてきた。父を車に乗せて投票所まで出かけたのである。さすがに７時台ならクルマも簡単に駐められるし。

　昨日のことである。ケーズデンキの駐車場にとめられたクルマの中で犬が苦しんでいた。ハアハアと舌を出している。きっとクルマの中の温度はかなり上昇しているはずである。パチンコ屋で放置された子どもが死ぬという事件が毎年多数起きているわけで、人間同様に犬も日中の車内に放置されたらやはり暑いはずである。ハアハアしてるのは、暑い証拠である。さっきから窓硝子をべろべろ舐めている。その切なそうな視線は私に助けを求めてるのだろうか。
　窓の上のほうにはわずかにすきまがある。飼い主はそれで大丈夫と思ってるのだろうか。
　もしも放置されてるのが赤ん坊ならば、私は即座に店に通報しているだろう。しかし犬の場合、どうするべきなのか。おそらく飼い主も「ほんの数分」というつもりで離れてるのかも知れず、その場合に店に連絡するのは「大きなお節介」ということになってしまうのである。
　この商業施設で私があきれたことが一つあった。

　それはこの「四万十の水・８５円」である。たった８５円にしかならないものを運賃をかけて四国から運んでくるなんて本当に無駄だ。そのためにどれだけＣＯ_２が排出されてるのか。あまりにも馬鹿馬鹿しいのである。こんな値段で売るならはっきりいって損だろう。もしも損でないのならばそれは偽物だからということになる。私は水をこうして売ることに対してはかなり抵抗がある。水は水道水を飲んだらいいのだと思ってるからだ。それにしてもこの８５円の水、安いからと買う人が大勢いるのだろうか？こんなの買っても重たいだけである。それとも風呂に入れるのか？それなら高いよ。

　小腹が空いたのでドライカレーでも作ることにした。冷やご飯があったので。さて何を具にするかと冷蔵庫を探したがタマネギがない。ミックスベジタブルも少ししかなかった。それと、にんじんの切れ端があったのでそいつもこまかく刻んで、炒めながら塩こしょうをかけて、朝にそうめんに入れたねぎだけはたくさんあったのでそれも細かく刻んだヤツをまぜて玉子を落として、ぐちゃぐちゃと炒めてからそこにライスをぶちこんで、そして最後にドライカレーの素をいれて完成である。食べてみるとなかなかいけるのであった。熱々をハフハフ言いながらたちまち食べてしまったのである。私は冷蔵庫の残り物の始末人である。
　これはなかなか面白い。１０００円の投資で１年延命できるのだから。