父と暮らせば３９（お好み焼きを開拓）
日曜日に父とよく出かけていた河内天美のお好み焼き屋が閉店したので、代わりに行く店を見つけようと思って河内松原の駅前にある 「風の街」という店に出かけた、駅ビルに車を駐めて、そこから駅の中を通り抜けて店に着いたのである。駅ビルの駐車場は１時間以内なら無料なので、食べ終わるまでに１時間くらいあれば大丈夫だろうということで。
さて、店に入ってちょっと困ったのである。それは父が少し足が不自由であるということだ。膝の関節が痛くてうまく曲がらないのである。だから正座なんかできない。できればお座敷ではなくて椅子席の方がいい。しかしこの店はお座敷になっていて、入り口で靴を脱ぐようになっていたのである。ちょっと困った。
窮屈そうに父は足を投げ出して横座りして、お行儀は悪いけどそれでやっと食べられるポーズになった。焼きそば（大盛り）とお好み焼き（イカ玉）を注文して一緒に食べることにする。合計で１５３０円、河内天美のお好み焼き屋さんなら合わせても１０００円以内で済んでいたわけで、普通のお好み焼きの値段はこんなものなんだなとため息をつく。
味はまあ普通かな。以前に好きだった店の代わりにはならないという感じなので、お好み焼き屋探しはまだ続くのである。
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