大阪の夏、日本一暑い夏

　外出して部屋に帰ると、エアコンが温度を３４度と表示していた。おそらく日中は４０度をこえていたのだろう。大阪の夏は日本一暑いといわれる。とにかく人間の居住に適さない場所なのである。高校の地理で「エクメーネ」「アネクメーネ」という概念を習ったが、まさに大阪は「アネクメーネ」に相当するだろう。地理の授業中に暑い教室で「まさにここがアネクメーネじゃ！」と思ったことを思い出す。当時の公立高校には冷房の設備などなくて、そんな場所で夏の暑いときに夏期講習なんかがあって、かえって能率が悪いよなと思ったものである。そう、私の部屋にエアコンを母がつけてくれたのも高校３年の夏、受験勉強真っ盛りの時であった。そのころは１０万円以上はしたはずのエアコン、京都のアパートに持って行ってつけて、それから実家に戻ってからも使って、結局２０年近く使っていたことを思い出す。今のパソコン部屋にあるエアコンは２台目である。
　写真のエアコンは先日たった３万で購入したばかりの、ハイアールのエアコンなんだが、なかなか快調である。これがなかったらきっと今この部屋でパソコンを使う気にはなっていないだろう。みなさんもお手軽に部屋を冷やしたいとき、工事費を払うのが面倒なときはこの窓用エアコンを買ってささっと部屋を快適にしましょう。かなり便利です。安いし。自分で設置することも簡単です。私でも２０分でささっと付けられましたし。
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　大阪では「冷房はがんがん冷やす」というのが不文律になっていて、役所が冷房温度を「２８度」などと提唱するのはきっと大阪の人間には受け入れられないだろうと思う。もしも飲食店でそんな温度なら、全然冷えてないじゃないかと客は怒り出すだろう。そういうわけで大阪では冷房ももてなしの一つなんだが、その大阪の気質を受け継ぐ私の車の冷房温度は最近はいつも１９度に設定している。これくらいに冷やさないと、冷えてるという気がしないからである。きっと自分はかなり地球温暖化に貢献してるのだろう。日頃の主張と実際の行動や一致していないのである。

　そうそう、先日北海道のお菓子のことを書いたけど、こういう隠れた名物のことを紹介するのを忘れていました。

六花亭 六花のつゆ60g (60個)

　飲酒運転になりそうなんだけど、けっこう好きなお菓子です。六花亭でもこれは余り知られていないみたいですね。

　
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