江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

謎の三毛猫

 私の家の近所でとある三毛猫が飼われていて、その猫はなぜかクルマがきても逃げないのである。以前にもこの日記でとりあげたことがあるのだが、道路の真ん中にちょこんと座っていて、私の車の方を不思議そうに見上げていて、そのクルマが近づいてくるものであるということにも無頓着なのである。そして私はその猫が直前に素早く身をかわして・・・なんてことが想像できなくて、そのままタイヤの下敷きになってしまいそうで、怖くてどうしてもクルマを走らせられないのである。それで猫が移動するまで待つ。ときどき小さくクラクションを鳴らす。それでも動かない。それで車から降りて猫の前に行く。猫に顔を近づけて「にゃあ」と話しかける。すると猫は「なんだこいつ?」と思うのか、哀れむようなまなざしでこちらを見つめる。しかし、その場をどいてくれるなんてことはないのだ。
 それで仕方なく私はその猫を抱き上げて、そして絶対に進行方向をじゃまされないようにクルマの後方の離れたところにすばやく連れて行っておろす。そしてすばやくクルマに戻って、猫に回り込まれないうちに発進させてその場を去るのだ。
 自分以外のドライバーたちは、その三毛猫に遭遇したときはどうするのだろうか。他のみんなが私のように行動してるとは思えないのである。世の中には猫を轢くことなどなんとも思っていないドライバーも多いだろうし、そのまま「猫がよけてくれるもの」として、強引に走るのが普通だと思うからだ。そして強引に走ってもたぶんその猫はちゃんと避けてくれるのだろう。
 数日間、たまたま猫の前で立ち往生している私のところに、おそらくは飼い主であると思われる女性が駆け寄って猫を抱き上げていた。そして何度も私の方に頭を下げていたのだが、別に謝るほどのことでもない。猫のそうした行動まで飼い主に責任があるわけではないし、猫は猫でこの意味不明の世の中の、クルマというわけのわからない暴君に無条件に従いたくないだけで、私はそんな何ものにもしばられない猫の自由を愛しているのかも知れない。
 だから私にとってあの三毛猫はある意味盟友のようなものであり、猫の前でクルマを停めながら私は、もしかしたらその停止の瞬間に勝手にその三毛猫と心が通い合ったような気分になってるのかも知れない。
 今度、その三毛猫の写真をとれたらここに追加したい。
 
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