江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

母と大掃除

 妻と次男が8/11から、長男が8/12から、それぞれボーイスカウトの行事のキャンプに出かけている。そういうわけで私は老いた両親と一緒に家に残ってるのだが、掃除好きの母の性格で「嫁のいないうちに・・・」ということで今我が家はあちこちが掃除中なのである。長男の部屋のカーテンが外されて洗濯に、そして破れた障子紙が張り替え・・・ということで、母がもくもくと片づけていく。ちなみに私の母は昭和11年生まれの71歳である。私は・・・というと、たいした手伝いもできなくて、高いところにあるカーテンの留め具をはずしたり、障子紙を買いにホームセンターコーナンに出かけたり・・・という程度である。全然母の役に立っていない。私としてはそういう面倒なことはさぼりたいのだが、こうしてパソコンに向かっていると母が呼びに来るので逃げるわけにもいかないのである。
 それで私のしたことと言うと、妻の部屋の冷蔵庫の整理である。冷蔵庫の中に巨大な氷のカタマリができていて、そいつが巨大化していまや庫内の1/3を占めているという無惨な状況なのに、妻は何の対処もせずに氷が成長するにまかせていて放置されていた。その冷蔵庫の中味をみんな放り出して、古いと思われた食品は捨て、駿河屋のプリンは役得役得と勝手に食べてしまい、からっぽにした冷蔵庫をベランダに放り出した。一日も置いたら氷のカタマリは溶けるだろう。
 後、汚れた換気扇の掃除もやってしまわないといけない。外側を覆う白いフィルターをつけていたのだが、そのフィルターを汚れまくったまま放置していて真っ黒にしてしまっている。そいつを交換しないといけない。案の定、下の換気扇は油汚れのかたまりになっていた。これは母と協力して何とか片づけた。それにしてもどうしてこんなに油汚れがつくのだろうか。またそれがこびりついて頑固な汚れなのである。
 他にもすることがある。それは貯蔵された食品のチェックである。食品コレクターの妻はどんどんいろんなものを生協で注文して買うのだが、消費の速度に比べて購入速度の方がはるかに速い。そういうわけで、いろんなものがキッチンストッカーに存在する。いつ食べるのかわからない多種多様のカレー、賞味期限切れの乾物、そういったさまざまなものが発掘される。それらの食品の山を食べるか捨てるか判断するわけだ。買ったら即喰えばいいのに・・・と思うのだが。おそらくそうやってどんどん買ってしまうという背景には、既に所有している食品がどれだけあるのかということが把握できていないという管理能力の不備が存在するのだろう。だったらすべての食品に関してストックがあるのかというとそんなことはない。例えばお米が切れそうになっていることがわかって、昨日10キロ買ってきたのだが、妻はあまりごはんを食べずにパンばかり食べてるので米のストックに対して無頓着である。醤油も今切れているし、味の素もない。それらは妻が帰ってくるまでにちゃんと購入して補っておかなければならないのである。
 生活必需品の購入は本来主婦の役目なのかも知れないが、ティッシュがまだあるかとか、トイレットペーパーがあとどれくらいあるかとか、妻と母がお買物につかってるクルマのガソリンがまだ入ってるかとか、そうしたことを確認するのはなぜか私の役目なのだ。
 仕事から帰る途中に良く妻からメールが入る。「玉子と牛乳買ってきて」玉子と牛乳というのは常にストックを用意していかないといけない食品の基本である。夕食の準備時にそれらが存在しないことに気がつくのである。でも、考えたら妻は私の両親の世話と二人の息子の世話、長男のお弁当作り、そして今は介護のパートに出かけていて働いてるのだ。家にいるときは社会福祉関係の本を開いてお勉強の真っ最中なのである。ついこの間は休日に仏教大のスクーリングを受けに出かけていた。私がこうして日記を書き、父とのんびりお好み焼きを食べに出かけ、古本市場ブックオフで本を物色し、阪神タイガースの試合を見る余裕があることを思うと、遊んでいるヒマなんかない妻が家事を後回しにすることなど当然の結果であり、すべての責任は家事を妻に任せて暴言日記を書いたりしている自分にあるのかも知れず、姑(母)が心の中で「嫁は家のことが全然ちゃんとできない」と思ってることを心苦しく思う。それは紛れもなくちゃんと手伝えていない自分のせいだから。
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