江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

父と暮らせば27

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 今日は仕事が休みで家に居た。それでパソコン画面を見ながらのんびりとネット取引したりしていたのだが、15:00になって取引も終了したので父を連れて少しドライブした。南阪奈道路沿いにできている道の駅・はびきのに出かけたのである。しかし、なんということか道の駅は休みだったのである。木曜定休ということでそこに入ってる店はみんな閉まっていた。他にも駐車場に車を駐めているかなりの人が休みであることに驚いていた。そもそも道の駅に休みなんかがあってもいいのだろうか。その道の駅のところには遊歩道がついていて、展望台に上る階段がついていたので、父に「階段大丈夫か?」と訊くと、いけるというのでゆっくりと歩く父と一緒に展望台にのぼった。そこからは北の方に大阪平野が見下ろせる。天気も良くて、でもそこに植えられたあじさいはほとんど枯れていた。貧弱でなんともいえない状況なのである。つつじの植え込みもかなりひどかった。どういう業者にやらせてるのかわからないが、例えばこういう庭にしても観光客を相手にする寺院とかならもっとしっかりと管理するだろう。あまりにも悲惨な状況なのである。
 この南阪奈道路はかなり便利だが、問題は通行料金が高すぎるということである。例えば大阪市内から阪神高速経由でこの道の駅・はびきのまで来ると1400円もかかってしまう。阪神高速700円+阪和道500円+南阪奈道路200円なのである。松原から羽曳野までのその区間を高速を使わなかったら約10分、使えば3分くらいだ。わずかそれだけの短縮のために700円というのはかなりのぼったくりだと感じずにはいられない。
 そこから羽曳が丘を抜けて、府立羽曳野病院の前を通り、スーパーマンダイの河原城店に寄った。そこで父に好きなものを選ばせた。お菓子以外に父はイワシやタコ、まぐろなどをカゴに入れた。あと、豆腐も買った。律儀に「金は出す」という父を制してレジに向かった。私がレジに並んでる間、父は果物の売り場を観ていた。長年果物を売ってきた父は、そこに並んでる価格が不満で仕方がないのである。卸売市場に今でも毎朝通う父は、それらの商品がいくらで仕入れることができるかを知っていて、だからこそその価格が不満なのである。「なんでこんなに高いのか」とぼやいていた。でも、イズミヤダイエーも同じような価格で売っている。つまり父にしてみれば仕入れ価格にそんなにも利益を上乗せすることが納得いかないということなのだろう。それと最近の若い人は昔ほど果物を食べなくなった。それで果物があまり売れないということもあるのだろう。(ちなみに父は今でも注文があれば果物を仕入れて配達してくれます。興味のある方はメールフォームから問い合わせてください。)今ならスイカやモモを箱単位で配達できる。入院してからはお客さんが減ったと父はぼやく。病み上がりなのでお客さんの方が却って気の毒だからと思ってしまうのだろうか。でも父にすれば仕事がある方が嬉しいはず。そのあたりがどうもうまく伝わらないのである。

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