江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

父と暮らせば26

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 父が退屈そうにしていたので、クルマでイズミヤに連れていった。ATMでお金を引き出す用事があったのでそれもついでにすませることにして、ついでにガソリンも減っていたのでそれもついでに入れることにしたのである。イズミヤの駐車場は混んでいたが、日頃の行いのおかげか目の前で出るクルマがあったので素早く停めることに成功した。そしてATMでゼニを出した後、父の好きなお菓子を買った。売り場で「なんでも好きなの選んでや」と言うと父はそそくさと次の菓子を手に取った。
植垣のうぐいすボールだ。関東では全く知られていないが関西ではかなりメジャーなお菓子である。それから私はプリンを買ったり夜食用のカップラーメンを買ったり、父はお造りを一つ選んでいた。長男が好きなので夕食時に一緒に食べたいということで。あと、豆腐を買った。なんとイズミヤでもあの有名な男前豆腐を売っていた。どんな味か確かめたくてさっそく買ってみた。(これはかなりおいしくて、豆腐があまり好きではない長男も「これはおいしい」と喜んで食べていた。なんだかクリーミーな感じのするマイルドな味の豆腐であった。私もかなりきにいったのでまた買おうと思ったのである。)
 それから駐車場を出て、ガソリンスタンドに向かう。セルフのスタンドで給油したのだが父が話題にしたのは、多少高くてもガソリンスタンドは人が居た方がいい。その分の職場が無くなれば、それだけ失業者も増えるということだった。私も同感である。安いからセルフで入れてるけど、でも本来こういう流れが加速する一方でどんどん働けない人が増えてそれを生活保護などの社会福祉でカバーするのはどうかということなのだ。多少ガソリンが高いのをみんなで我慢して受け入れることで、そこで働く人の雇用が守られてきたのに、こうしてなしくずしにセルフ式のスタンドが増えれば今度はどうなるのだろうかと。
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