赤いセリカ

　トヨタは昨年だったか、セリカの生産を打ち切った。私は今乗ってるＦＴＯの次にセリカを買おうと考えていただけにその消滅はかなりショックだった。今日、スクーターでトヨタの販売店の前を通過したら、なんと中古車の展示してあるところに一台赤いセリカがある。１３５万円、走行距離３７０００㎞　平成１３年式となっている。色はもちろん赤である。４ＡＴ、残念ながら６ＭＴではない。ちょうど買い物を終えた後だったのでゆっくりと眺めた。内装は思ったよりも安っぽい感じである。そしてタイヤが２０５／５５Ｒ１５というサイズだったのでちょっと貧弱だ。それから思ったよりもショートノーズだった。ＦＴＯに比べて前がかなり短い感じで、これは全長が短いのかも知れない。しかし、価格を考えればこれらのことは至極当然のことである。そして「安価な２ドアクーペが欲しい」という自分の理想にまぎれもなくかなっているのである。
　もしもＦＴＯがよんどころない事情で廃車にするしかないというタイミングだったら迷わずその赤セリカを買っただろう。絶版車はあるときに買っておかないと買えないからだ。程度もよさそうだし。しかし、まだまだＦＴＯは乗れる。かなり調子もいい。今走行距離は８万７０００ほどだが、１０万も乗らずに買いかえるのはかなり資源の無駄遣いである。温暖化防止とか地球環境のことを語る自分らしくない。今年の８月の車検は通すつもりでいる。そうなるとこのセリカは見送りとなるわけで、なんだかもったいない。
　でも、トヨタは2009年にはレビン・トレノの後継車種にあたる２ドアクーペを発売するという。ちょうどそれが自分の次のクルマになるならタイミングもいい。しかし、まだどんな形になるのかは予想もつかない。買う気をなくすようなヘンテコナのだけは止めて欲しい。
　そうそう、今日の買い物はリストバンドだったんだ。
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　マウスを操作する右手の手首が妙に痛くなって、それで手首のあたるところに何かパットを置くか、それとも手首自体を保護するか、とりあえずパットとリストバンドと両方買ってきて、それで試してみることにしたのである。今のところはかなり痛みは緩和されている。

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