目玉焼きの食べ方

　連休後半は寝て過ごした。とにかくよく寝ている。日頃の睡眠不足を補うように寝ているのだ。昨日は昼まで寝ていて夕方にもうたた寝したが、今日も起きたらもう１２時である。朝食なしのいきなり昼食だ。冷蔵庫にあった玉子で勝手に目玉焼きを作って食べる。なぜ目玉焼きを作ったかというと長男がごはんの上に目玉焼きを載せた目玉丼を食べていたからである。しかし私は目玉焼きは別のお皿に入れた。長男は「こうやって食べたら食器一つで済むやん」と言うし、おそらくは妻もそれを望んでるのかも知れないが、私はごはんと目玉焼きは分離しておきたいのである。丼ではなくておかずとして目玉焼きを食べたいというのは私のこだわりである。
　長男はしょうゆで目玉焼きを食べるが、私はウスターソース派である。以前にも書いたかも知れないが私の目玉焼きの食べ方というのは、黄身をやわらかめにしておいて、その黄身プールにソースをどばどばと入れて黄身とソースのまじったものを作り、そこにお箸で小さくちぎった白身を浸して食べるのである。そうすれば、白身＋黄身＋ソースの三つが混じった味を食べられるということになる。私のこの食べ方は子どもたちにも伝えていきたかったのだが、残念ながら誰もマネしてくれる者が現れないままに滅びてしまいそうでなんだか悲しい。どこかにこの食べ方を伝えていってくれる方はいないのだろうか。

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